京都の仏所で仏像彫刻を修業した小浜市在住の仏師・村岡如伸氏が平成九年に制作した二尺半(77cm)の十一面観音菩薩立像です。本像は、滋賀県長浜市の渡岸寺の国宝・十一面観音立像(9世紀)の小型の写しで、平安時代初期の仏像の特色を学んだ現代の作品です。膝から下にかけての衣は平安時代初期にみられる翻波文、肩から腹にかかる条帛は薄い平安時代初期風で、肩を引き気味に腹を出し、腰を反らせる姿が美しい像です。
備考 ●展示作品:木造 十一面観音立像 ●展示場所:県立若狭歴史博物館常設展示室1「若狭のみほとけ」内 ●展示期間:平成29年8月5日(土)〜11月5日(日)※休館日:9月11日(月)、9月25日(月)、9月29日(金)、10月30日(月) ●開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで) ●観覧料:一般・大学生 300円(20名以上の団体は2割引)、高校生以下・満70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方 無料
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住所
小浜市遠敷2丁目104
連絡先
0770-56-0525
メールアドレス
w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
交通手段
JR小浜線東小浜駅下車徒歩7分・舞鶴若狭自動車道「小浜」ICから東へ5分
関連情報 http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/