令和5年2月21日
福井県ふるさと文学館
担当者:
小林・岩田
電話:
0776-33-8866
メール:
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
ふるさと文学館 新収蔵 津村節子展を開催します!
県ふるさと文学館は、当館特別館長で、福井を代表する作家の津村節子氏より、代表作である6点の自筆原稿をご寄贈いただきました。3月1日(水)より、これらの寄贈資料を中心としたコレクション展「津村節子展」を開催いたします。本展では、半世紀以上にわたり、書くことに向き合い続ける作家・津村節子の軌跡と作品世界に迫ります。
つきましては、3月1日(水)13:00より、報道機関向け説明会をふるさと文学館にて行いますので、県民の皆様への広報にご協力ください。
記
1 津村節子氏よりご寄贈いただいた資料
(1)製本原稿6点
・「智恵子飛ぶ」(第48回芸術選奨文部大臣賞受賞作)高村智恵子の伝記小説
・「流星雨」 (第29回女流文学賞受賞作)戊辰戦争を描いた歴史小説
・「茜色の戦記」 自伝的小説の第一作
・「星祭りの日」 自伝的小説の第二作
・「瑠璃色の石」 自伝的小説の第三作
・「黒い潮」 八丈島に流刑された遊女を描いた歴史小説
(2)寄贈日時
2023年1月17日(火)*ご要望があれば写真を提供いたします。
2 一般公開
題 名 ふるさと文学館コレクション展新収蔵 津村節子展〜津村節子という生き方〜
会 期 2023年3月1日(水)〜6月4日(日)
場 所 ふるさと文学館 企画展示ゾーン
内 容 新収蔵資料を中心に、半世紀以上にわたり、書くことに向き合い続ける作家
津村節子の軌跡と作品世界に迫ります。
資料点数 約100点
【参考】 津村節子氏略歴
1928年福井市生まれ。順化尋常小学校4年生まで福井で暮らし、母の病死を機に東京
へ転居。学習院大学短期大学部卒業後、作家・吉村昭と結婚。1965年、「玩具」で芥
川賞受賞。1990年、『流星雨』で女流文学賞、2011年「異郷」で川端康成文学
賞、『紅梅』で菊池寛賞を受賞した。日本芸術院会員、文化功労者、福井県ふるさと文学
館特別館長。