令和3年2月17日
文書館
担当者:
和田
電話:
0776(33)8890
メール:
bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp
松平文庫テーマ展32「職員録だって歴史資料なのです!」を開催します!
職員録は、通常、新しいものが発行されると古いものは捨てられてしまう運命にありますが、これらを長いスパンで捉えた場合、その組織の規模や構造がどのように変遷したのか、どのような人物がどのような業務を担当していたのかを遡って知ることができる貴重な歴史資料となります。
本展示では、文書館が保管する松平文庫などにある、明治から昭和に作成、発行された国や県(藩)の職員録等を紹介し、そこからわかる福井県の歴史や時代背景などを紹介します。
つきましては、県民の皆様へ周知くださるよう、ご協力をお願いいたします。
記
1 展示名 「職員録だって歴史資料なのです」
2 期 間 2021(令和3)年2月26日(金)〜4月11日(日)まで
3 場 所 県文書館 閲覧室(福井市下馬町51-11 県立図書館内)
4 主な展示資料
・「福井藩職員録」…廃藩置県前の明治2年頃に作成された福井「藩」の「職員
録」【松平文庫】
・「足羽県官員付」…明治4年から2年間存在した足羽県の官員録【松平文庫】
・「敦賀県官員録」…現在の福井県とほぼ同じ区域を管轄していた明治6年の
敦賀県の官員録【県立博物館蔵】
・「官員録全」…国が活版印刷により発行した明治8年の官員録で、大久保
利通、板垣退助といった政府要人のほか、由利公正といった県人の名前も記載
【当館蔵】
・「福井県職員録」…福井県誕生後の明治14年に初めて作成された職員録
【県立図書館蔵】
・「置県一周年を祝う松平慶永(春嶽)の書簡」…福井県が誕生した翌明治15
年の記念日に春嶽公が寄せたもの【当館蔵】
5 その他
本展示内容と合わせて、文書館ホームページで、コラム「#ふくいの記憶に出会う 職員録だって歴史資料なのです!」を掲載しています。