平成28年12月20日
福井県立図書館
担当者:
野田、渡辺
電話:
0776-33-8860
メール:
tosyokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
展示&本の特集「新春・暦づくし〜名田庄・納田終(のたおい)に住んだ陰陽師・土御門家の暦づくり〜」を開催します
おおい町名田庄・納田終(のたおい)地区は、陰陽師・安倍晴明の子孫である土御門家(つちみかどけ)と縁が深く、かつて、代々の土御門家が毎年の暦(こよみ)の製作を朝廷から任じられていました。また、日本では、古来より様々な種類の暦が作られてきました。
県立図書館では、新年を迎えるにあたり、このような様々な暦についてパネルと資料で分かりやすく展示し、陰陽師や土御門家ゆかりの遺構について紹介します。
つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いいたします。
記
1 タイトル 展示&本の特集
「新春・暦づくし〜名田庄・納田終(のたおい)に住んだ陰陽師・
土御門家の暦づくり〜」
2 期 間 平成28年12月23日(金)〜平成29年1月25日(水)
3 場 所 福井県立図書館 閲覧室内(郷土資料コーナー前)
4 内 容 (1)パネルおよび資料展示
土御門家が製作してきた暦の歴史と、その後各地で作られ、人々
の暮らしに暦がなじんでいく流れについて、様々な暦の実物とパ
ネルで紹介します。
・パネル展示1「納田終に残る陰陽道による暦の製作と土御門家
の歴史」
安倍晴明肖像(複製)、渾天儀(こんてんぎ・天文観測
器)、暦製作の工程について、具注暦(ぐちゅうれき:朝廷
に奏上された暦)、土御門家墓所、天壇・泰山府君社跡(た
いざんふくんしゃあと:祭礼の場所) など
・資料展示「様々な暦が各地に生まれる」
※実物展示[暦会館所蔵資料]
土御門宝暦(つちみかどほうれき:名田庄・納田終で現在も
刊行されている暦)、伊勢暦(いせごよみ:伊勢地方)、南
都暦(なんとごよみ:奈良)、京暦(きょうごよみ:京
都)、引札暦(ひきふだごよみ:「引札(広告)」と一緒に
なった暦) など
・パネル展示2「暮らしに浸透する暦」
干支(今年の干支「酉」)について、「二十四節気」につい
て
(2)本の特集
暦の歴史や占い、今年の干支「酉」や二十四節気、安倍晴明や
陰陽師に関する本 ほか
(3)配布物「県立図書館 平成29年暦」
暦の形式による県立図書館の平成29年(1〜3月)休館日カ
レンダー