平成21年7月22日
政策推進課
担当者:
窪田、中村
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メール:
seisaku@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.pref.fukui.jp/doc/seiki/index.html
第91回中部圏知事会議の開催について(結果)
本日、みだしの会議が岐阜市で開催され、本県から西川知事が出席しました。
その結果を下記のとおりお知らせします。
記
1 日 時 平成21年7月22日(水)13:40〜16:10
2 場 所 岐阜県岐阜市 岐阜グランドホテル
3 次 第 別添資料1のとおり
4 出席者 別添資料2のとおり
5 概 要
○中部圏知事会議は、開催県である岐阜県の古田知事を座長に、終始熱心に
討議が行われた。
○会議は、今年秋の「日中韓観光大臣会合」(愛知県)をはじめ、「生物多様性
条約第10回締約国会議」(愛知県)、「APECエネルギー担当大臣会合」(福
井県)、「APEC中小企業担当大臣会合」(岐阜県)などの国際会議が圏域内
で開催されることを踏まえ、各県における海外戦略や国際会議等を活用した
広域的な取組みについて意見交換がなされた。今後、各県市の様々な施策を
さらに検討し、具体的な連携方策をまとめていくことを確認した。
○西川知事は、貢献型の海外戦略として「エネルギー研究開発拠点化計画」を
紹介し、原子力発電施設を発電のための工場にとどめることなく、アジア諸国
からの研究者・研修生の受入れ等を通じてアジア諸国へ幅広く貢献していきた
いと発言。
川勝静岡県知事からは「大変参考になった。」との意見があり、古田岐阜県知
事からも「貢献型の海外戦略は新たな切り口であり、参考にしたい。」との意見
があった。
○観光面の戦略を進める手法としては、英文プレスリリースの活用などグロー
バルな視点での情報発信の重要性を強調。
こうした戦略の柱を支えるのは人材であるとし、「COP10」にも通じるエピソー
ドとして徳川義親(とくがわ よしちか)(※)の功績を紹介。グローバル化を進
める上での人材の重要性を強調した。
○また、西川知事は「APECエネルギー担当大臣会合」は、本県の「営業」の
ひとつの成果であるとし、他の国際会議とも交流を深めていきたいと発言。
○当面する緊急課題の国への提言については、本県提案の「北陸新幹線の早期
全線建設ついての緊急提言(別添資料3)」などについて、各県の賛同を得て
決定された。
○次回の中部圏知事会議は、今年秋、富山県での開催を予定
(※)徳川義親(1886〜1976) 松平春嶽の五男として生まれ、尾張徳川家
徳川義禮(とくがわ よしあきら)の養子となった。名古屋市の別邸を
「徳川美術館」の建設用地として寄付。太平洋戦争に際し、山下泰文
(やました ともゆき)の軍政顧問としてシンガポールに赴任した際に
植物園を戦火や略奪から守り抜いた。