平成29年9月13日
県立美術館
担当者:
副館長 土橋彰、学芸員 佐々木美帆
電話:
0776-25-0451
メール:
finearts@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/bunka1.html
福井県立美術館開館40周年記念特別企画展「県立美術館名品200選展」第4部「日本画への挑戦 破壊と創造」がいよいよ始まります!!
福井県立美術館は、今年で開館40周年を迎えたのを記念して「県立美術館名品200選〜コレクションが魅せる日本美術の400年 伝統・革新・発展〜」展を開催中です。
その第4弾として、9月15日(金)から「日本画への挑戦 破壊と創造」を、下記のとおり開催しますのでお知らせします。
記
1 展覧会名 県立美術館開館40周年記念「県立美術館名品200選」展
第4部「日本画への挑戦 破壊と創造」
2 開催期間 平成29年9月15日(金)から10月22日(日)まで
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
※9月15日(金)のみ午前11時開館。
※会期中休館日 9月19日(火)、25日(月)、
10月2日(月)、10日(火)、16日(月)
3 内 容 戦後、日本画壇では非近代性や古い体質を批判した「日本画壊亡
論」が巻き起こった。若い作家たちは危機感をつのらせて既存の
日本画に戦いを挑み、逆境の日本画は才能ある作家の台頭で新風
が吹き込まれ、むしろ活況を呈していた。そのうちの1人、横山
操(1920-1973)はシベリア抑留から復員後、現代社会に題材を
とった桁はずれの大作で注目を集め、「日本画の風雲児」と称さ
れる。後には装飾性と精神性への深まりを見せ、晩年には詩情あ
ふれる繊細な水墨表現を追求した。小倉遊亀(1895-2000)は、
1932年(昭和7)に女性として初めて日本美術院同人に推挙され、
モダンな造形や、対象すべてに仏を見出す温かみのある眼差しで
描かれた作品で独自の境地を切り開いた。
本展では、美術館所蔵の戦後活躍した日本画家の名品に、個人か
ら借用した作品を加えた54点を一堂に展示。多彩な日本画の魅力
をご覧いただきます。
●ここが見所!
(1)戦後日本美術を彩った日本画家たちの作品が一堂に揃い
ます。
(2)個人蔵の横山操作品、滋賀県立近代美術館所蔵の小倉遊
亀作品を交えて、破壊と創造の新陳代謝を繰り返す日本
画の挑戦を振り返ります。
4 観 覧 料 一般・大学生 500円ワンコインパスポート
(期間中何度でも観覧可)
(20名以上の団体は2割引き)
※8月までにワンコインパスポート券購入の方は無料
(ご観覧の際はワンコインパスポートをお持ちください)
※高校生以下無料
※障害者手帳等をお持ちの方とその介助者1名半額
★同時開催「狩野芳崖と四天王展」観覧料が、本展「ワンコイ
ンパスポート」をご提示の方は2割引となります。
(一般・大学生 1,000円→800円に
リピーター券 1,500円は対象外)
5 そ の 他 9月22日(金)から9月30日(土)までの9日間を
開館40周年記念特別企画、大人のためのアート企画第
2弾「大人のためのアートな秋の瞬間(とき)〜月下の
美術館〜」(仮称)として、イベントを実施します。詳
細については、別途投げ込みます。