平成29年11月24日
文書館
担当者:
坪内、柳沢
電話:
0776(33)8890
メール:
bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp
文書館月替展示「よその名勝、ふくいの名所−ガイドブック今昔−」を開催します
年末年始は、初詣や帰省など、旅がより身近になる季節です。今回は、江戸時代から昭和期までの旅にまつわる資料を紹介します。
江戸時代は寺社参詣や湯治を目的とした徒歩の旅が中心で、伊勢参りや善光寺参りなどが大人気でした。大正から昭和にかけては、鉄道や自動車を使った観光を目的とした旅行が普及し、永平寺や東尋坊、気比神宮など、福井県内の観光地もにぎわいを見せていました。
記
1 タイトル 「よその名勝、ふくいの名所―ガイドブック今昔―」
2 期 間 平成29年11月25日(土)〜平成30年1月24日(水)
3 場 所 県文書館 閲覧室
4 主な展示資料
(1)展示ケース内
【江戸から明治】
・京都三条大橋から江戸日本橋までの東海道沿いの名所旧跡や宿場のようす、
特産物などを描いたもの
「東海道名所図会」(吉川充雄家文書 当館蔵)
・江戸時代の庶民の旅行に際して携行された身分証明書である往来手形
「寺請一札之事(南菅生浦三左衛門妻、善光寺参詣)」
(松田三左衛門家文書 当館蔵)
【大正から昭和】
・大正から昭和初期にかけて活躍した絵師である吉田初三郎の鳥瞰図
「福井県鳥瞰図」「福井市鳥瞰図」(福井県立図書館蔵)
・永平寺鉄道株式会社が作成したパンフレット
「永平寺参詣御案内」(坪田仁兵衛家文書 当館寄託)
(2)机上
【大正】
・1925(大正14)年、鉄道の営業距離が1万マイルを超えた記念に大阪毎日
新聞の正月の付録としてつけられた双六で、当時の主要な路線、駅名、
特産物、名物などが記されている
「壱万哩記念 鉄道競争すごろく」(矢尾真雄家文書 当館蔵)
(3)ガラスケース内
【昭和】
福井県、福井市、武生、敦賀などの鳥瞰図のタペストリー