| 平成27年12月16日 | |
| こども歴史文化館 | |
| 担当者： | 宮川、奥田 |
| 電話： | 0776-21-1500 |
| メール： | koreki@pref.fukui.lg.jp |
| 紹介： | http://info.pref.fukui.jp/koreki/index.html |
本展では、絹の平織生地「羽二重」が誕生するに至る、ふくいの絹織物業の近代化の過程をふり返り、士族を中心とした先人のチャレンジ精神を取り上げます。
明治維新後、士族が中心となり、絹織物の生産技術の近代化が図られました。明治時代の初年から10年代にかけて、福井の士族たちは、京都が中心となってフランスから取り入れたバッタン(飛び杼装置)と高機(フランス機)、そしてジャカード(自動模様織装置)の導入をすすめます。しかし、特殊な模様織の挑戦は市場の流行に左右されて生産効率が悪いことから、単純な絹の平織技術を他産地(桐生)から学び取ることになりました。ここに、ふくいにおける羽二重の誕生と世界にほこる産地としての出発点がありました。
会場では、バッタンを備え付けた高機や羽二重を織り始めたころの記録文書などを展示するとともに、この挑戦にかかわった数々の先人たちを紹介します。
１ 会 期
平成27年12月19日(土)〜平成28年2月21日(日)
＜会期中休館日：12月29日(火)〜1月2日(土)＞
２ 会 場 はたや記念館ゆめおーれ勝山
〒911-0802 福井県勝山市昭和町1丁目7-40 電話：0779-87-1200
３ 開館時間 午前9時から午後5時まで
４ 観 覧 料 無 料
５ 共 催 はたや記念館ゆめおーれ勝山、福井県立こども歴史文化館