令和2年1月21日
福井県ふるさと文学館
担当者:
小林、尾崎
電話:
0776-33-8866
メール:
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
ふるさと文学館開館5周年記念「文学の食卓展」を開催します!
文学作品の中で描かれる料理や食べ物は、時に物語に花を添え、時に登場人物たちに生きる力を与えます。日常生活における食の重要性を『食道楽』の中で説いた村井弦斎、美味・珍味を求めて世界中を旅し、『オーパ!』などの紀行作品を書いた開高健など、文豪たちは独自の視点で食に向き合い、創作の題材にしてきました。
高見順や宮下奈都など福井出身の作家も、小説や随筆の中で食について描いています。また越前がに、コシヒカリ、おろしそばなど、福井の食文化を愛した作家たちは、多くの作品にその魅力を描いています。本展では、文学作品の中の食に焦点を当て、食にまつわる文学作品、福井ゆかりの作家たちが描いた食とその作品について紹介します。
期間中、文学カフェや映画上映会、クイズラリーなど関連イベントを開催します。県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。
なお、1月24日(金)13:00から報道機関向け事前説明会をふるさと文学館にて行いますので、ご参加ください。
記
1 タイトル 開館5周年記念 文学の食卓展
2 会 期 2020年1月25日(土)〜3月22日(日)
※休館日:毎週月曜日(休日の場合は翌日)、2月20日(木)
3 会 場 ふるさと文学館(福井市下馬町51−11)
4 内 容
(1)文豪たちが描いた食
村井弦斎や織田作之助、開高健など明治から現代までの文豪たちが描い
た、食についての作品やエピソードを紹介します。
(2)福井ゆかりの作家たちが描いた食
高見順や宮下奈都など福井県ゆかりの作家たちが描いた食についての作品
やエピソードを紹介します。
〈主な展示資料〉
・開高健「オーパ、オーパ!!」原稿(公益財団法人開高健記念会蔵)
・高見順日記(公益財団法人日本近代文学館蔵)
・村井弦斎『増補注釈食道楽』(豊橋市中央図書館蔵)など
※チラシ掲載の資料「オーパ!」原稿は都合により複製展示となりま
す。
5 関連イベント
(1)文学カフェ 文豪たちと食の関わりについてお話いただきます。
日 時:令和2年3月8日(日)14:00〜15:30
会 場:県立図書館 研修室
講 師:大本泉氏(仙台白百合女子大学教授)
定 員:40名(要申込)
参加費:無料
(2)文学キネマ
会 場:ふるさと文学館映像ルーム
定 員:40名
*12時30分より文学館カウンターで整理券を配布します。
参加費:無料
〇「武士の献立」(121分)
日 時:令和2年2月22日(土)13:30〜
ノベライズ:大石直紀 監督:朝原雄三 出演:上戸彩、高良健吾
公開年:2013年
内 容:武士の料理人包丁侍の家に嫁いだ女性が家族と絆を深めていく姿
を描いた作品
〇「かもめ食堂」(102分)
日 時:令和2年3月15日(日)13:30〜
原 作:群ようこ 監督:萩上直子 出演:小林聡美、片桐はいり
公 開:2006年
内 容:フィンランドの街角にある「かもめ食堂」に集まる人々の日常を
描いた作品
(3)クイズラリー
内 容:会期中、展示に関するクイズを解くと、オリジナルグッズを
プレゼント。(ふるさと文学館カウンターにて受付)
参加費:無料
(4)ギャラリートーク(展示解説)
日 時:令和2年1月25日(土)14:00〜14:30
会 場:ふるさと文学館
その他:申込不要、参加無料