| 平成28年3月8日 | |
| 福井県立若狭歴史博物館 | |
| 担当者： | 鯵本 眞友美 |
| 電話： | 0770-56-0525 |
| メール： | w-rekisi@pref.fukui.lg.jp |
| 紹介： | http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/ |
縄文漆の象徴ともいえる鳥浜貝塚の漆塗り櫛（重要文化財）は、１年７か月ぶりの公開となります。この機会にぜひご覧いただきたいと思います。
あわせて郷土史講座では、鳥浜貝塚の漆塗り製品について、これまでの調査でわかってきたこととこれからの課題について紹介します。
記
１ 特別公開「鳥浜貝塚 漆塗り櫛」
展示期間：平成２８年３月１５日（火）〜３月２１日（月・祝） ７日間
展示場所：福井県立若狭歴史博物館２階 常設展示室
住 所：小浜市遠敷２丁目１０４
アクセス：ＪＲ東小浜駅下車徒歩７分
舞鶴若狭自動車道小浜インターから車で５分
開館時間：午前９時〜午後５時（入館は４時３０分まで）
入 館 料：常設展 一般・大学生 ３００円
高校生以下・満７０歳以上・障害者手帳等をお持ちの方 無料
※有料入館者２０名以上の団体は２割引
内 容： 昨年、漆塗り櫛の漆塗膜片を使って年代測定が行われ、櫛が
約６１００年前に作られたものであることがわかりました。
今回の特別公開では、漆塗り櫛と炭素年代測定法をテーマに
展示を行います。
２ 郷土史講座「漆文化と鳥浜貝塚」
日 時：平成２８年３月２０日（日） 午後１時３０分〜３時
会 場：福井県立若狭歴史博物館１階 講堂
講 師：鯵本 眞友美（同館 主任（文化財調査員））
聴 講 料：無料
内 容： 鳥浜貝塚の資料では、漆塗り製品の塗膜の分析や年代測定が
行われたほか、日本最古のウルシの木が見つかるなどしており、
少しずつ縄文の漆文化について明らかになってきています。
今回の講座では、これまでにわかっている鳥浜貝塚の漆に関
する調査成果をまとめて、その分析方法などとともに紹介しま
す。あわせて、鳥浜貝塚の未公開の漆塗り製品を紹介します。