平成31年3月7日 |
義務教育課 |
担当者: |
海道 木村 |
電話: |
0776-20-0574 |
代表(内線): |
0776-21-1111(4180) |
メール: |
gimu@pref.fukui.lg.jp |
学級運営指導書「通うのが楽しい学級づくり」を改訂しました
1 改訂の主旨
いじめや不登校等の対応に加え、発達障害や虐待、SNSでのトラブル等、新たな課題への対応において、指導の中心となる学級担任の力量が今まで以上に求められています。また、新学習指導要領においても、生徒指導との関連が深い学級活動の充実を図ることが示されています。
そこで、平成21年1月に県が作成した学級運営指導書「通うのが楽しい学級づくり」を改訂し、県内公立学校の全教員に配付することで、学級担任としての心構えや役割、個に応じた対応等を改めて示し、教員の資質向上を図るとともに、生徒指導の一層の充実を図ります。
2 主な改訂内容
(1)発達障害への理解と対応
・一人一人に応じたきめ細かな指導・支援を行うため、子どものつまずきや
困難な状況等とともに、細かい配慮を具体的に示しました。
(2)教育相談
・いじめや不登校等の未然防止を図るため、その要因となる学校生活不適応
の早期発見のポイントや相談活動の具体的な進め方を示しました。
(3)インターネットの適正利用
・ネットトラブルの未然防止・早期対応のため、情報モラル教育の基本事項
に加え、実際にトラブルが発生した場合の対処の仕方を示しました。
(4)性の多様性に配慮した指導
・多様性を認め合い、共生していく社会の実現を目指すため、対応する際の
注意点や学校生活の各場面における具体的な支援例を示しました。
(5)SOSの出し方に関する教育
・犯罪被害や自殺等の未然防止を図るために、危機的状況における望ましい
対応の仕方を子どもたちに指導する授業例を示しました。
(6)スクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカーとの連携
・専門スタッフとの円滑な連携を図るため、それぞれの特徴と連携する際の
ポイント、さらに、支援会議の目的とその進め方を具体的に示しました。