令和2年10月14日
福井県ふるさと文学館
担当者:
小林 尾崎
電話:
0776-33-8866
メール:
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
【ふるさと文学館】10月23日より石川九楊展開催!報道機関向け説明会に石川九楊氏も同席されます
現代を代表する書家であり、評論家の石川九楊氏は、1945年福井県越前市に生まれ育ちました。京都大学法学部を卒業し、11年間の会社員生活に終止符を打ってからは、作品制作と執筆活動に専念し、いずれの分野でも最前線の表現と論考を続け、現在までに書作品千点・著書百点以上を世に送り出しています。
本展では、書と文学とのかかわりに焦点をあて、多彩な評論活動や未公開の書作品、愛用の書字文房具などを通し、石川九楊氏に迫ります。
期間中、講演会や文学講座、ギャラリートークなど関連イベントを開催します。新型コロナウィルスの感染状況に応じ、予防対策を十分に講じて行いますので、県民の皆様への広報にご協力ください。
なお、10月23日(金)9:30から報道機関向け説明会をふるさと文学館にて行いますので、ご参加ください。
記
1.タイトル 秋季企画展「石川九楊の世界 書という文学への旅」
2.会 期 令和2年10月23日(金)〜1月24日(日)
*休館日は、毎週月曜日(11月23日・1月11日は開館、翌日休
館)、11月4日、11月26日、12月24日、年末年始(12月29日〜
1月3日)
3.会 場 福井県ふるさと文学館(福井市下馬町51−11)
4.内 容
(1)著作コーナー
「文字ではなく言葉を書く、書と文学は地続き」と石川九楊は語ります。「書
は何を表現するか」の解明をへて書字論を確立。書、文字、漢字、ひらがな、
東アジア、日本語、日本文化へと広がる評論を発表。書と歴史と文化、手で書
くことの意味を解き明かす評論の仕事の全貌に迫ります。
(2)作品コーナー
半世紀以上におよぶ石川九楊の創作の歴史、何という句をどのように書く
か?今の時代を映した言葉とそれにふさわしい表現とは?この問いへの答えを
求めて日々新たな作品を生み出し続けています。
(3)九楊を知る
現在の閉塞した文化状況は日本語がボロボロになったことに起因する……。
文学作品や現代の社会問題を分析しつつ、書が担う役割を明らかにしていきま
した。書は筆蝕の劇(ドラマ)であり、書は言葉の芸術である。そして「肉
筆、縦書き」の復権にこそ日本再生のヒントがあると提言します。
〈みどころ〉
・若き日々の未発表作品(初公開)から最新作までを展示(会期中一部展示替え)
・代表作・話題作・最近著作までの全著書、およびそれらの直筆原稿を展示
・日本最大級の巨大硯ほか愛用の書字文房具を展示
・制作風景・代表書作品のVTR映像を公開
5.関連イベント
(1)講演会「書という文学への旅]
日 時:2020年10月24日(土)14:00〜15:30
会 場:県立図書館 多目的ホール
講 師:石川九楊氏(書家、評論家)
定 員:70名 ⇒★締め切りました
参加費:無料
(2)文学講座「郷土作家の書を読む、文字を読む」
日 時:2020年12月9日(水)14:00〜16:00
会 場:県立図書館 多目的ホール
講 師:石川九楊氏(書家、評論家)
定 員:50名(要申込)
参加費:無料
(3)ギャラリートーク(学芸員)
日 時:2020年12月9日(水)13:00〜13:30
定 員:10名 ⇒★締め切りました
(4)クイズラリー
内 容:会期中、展示に関するクイズを解くと、オリジナルグッズをプレ
ゼント。(ふるさと文学館カウンターにて受付)
参加費:無料