平成22年7月7日
生涯学習課
担当者:
玉村、今村
電話:
0776-20-0559
メール:
kyosyoga@pref.fukui.lg.jp
白川静博士生誕百年記念 「文字の国 福井」 〜漢字文化を発信〜 の開催について
県では、下記の通り、白川静博士生誕百年記念事業を開催しますので、お知らせします。
『文字の国 福井』〜漢字文化を発信〜 について
1 開催日 平成22年7月29日(木)〜30日(金)
2 場 所 福井県国際交流会館(福井市宝永3丁目1−1)
3 参加者 約200名
4 内 容
29日の部:「漢字シンポジウム」
13:30〜16:20(開場13:00)
【多目的ホール】(地下1階)
13:30〜13:45 主催者挨拶等
13:50〜14:50 講演会
演 題 「日本語の中の漢字の役割」
講 師 金田一 秀穂〈きんだいち ひでほ〉
(杏林大学外国語学部教授、言語学者、国語学者、評論家)
(休憩)
15:05〜16:20 パネルディスカッション
テーマ 次世代に伝えたい文字『漢字』
パネリスト
・日本:金田一秀穂
・日本:宮田まゆみ (笙奏者、国立音楽大学客員教授)
・韓国:沈慶昊〈シム・キョンホ〉
(高麗大学教授、明治大学客員教授、
白川氏著書「漢字」「漢字百話」の韓国語翻訳)
・中国:張莉〈チョウ・リ〉
(立命館大学言語教育センター中国語嘱託講師、
京都大学非常勤講師)
・アメリカ:マシュー・ハフナー (福井県国際交流員)
コーディネーター 山下裕己 (福井新聞論説主幹)
[ねらい] 漢字という共通語でつながっていた東アジアであるが、中国での略字化による簡体字や繁体字の使用、韓国でのハングル文字の使用による漢字の衰退、日本での略字化や字数制限など、それぞれの国が独自に漢字使用に対する変革を行っている。
「文字文化を通して、この文字文化圏の親縁を回復したいということが、久しい間の私の願いである。」(『学燈』文字創成)という白川博士の思いを振り返り、それぞれの国の漢字使用の歴史等を比較しながら、今後の漢字のあり方について話し合う機会とする。
【ホワイエ】
13:00〜17:00 白川文字学パネル展
30日の部:「漢字スタジアムin福井」
9:30〜15:30(開場9:00)
9:30〜 挨拶、内容説明等
10:00〜12:00 ステージ1
【ホワイエ】
10:00〜10:45 「白川文字学」を活かした本県独自の副読本による公開授業
・福井市東藤島小学校3年生 山本瑞江 教諭
【多目的ホール、第1・2・特別会議室】
11:00〜12:00 ポスターセッション
テーマ 「発信します!私の漢字教育」
発表者
・福井市東藤島小学校教諭 山本瑞江
・相模原市立緑台小学校教諭 岡惠子 (漢字文化学習)
・横浜市立新羽小学校教諭、点字学習を支援する会会長
道村静江 (勝山市出身・漢字の構成要素を学習)
・広島市立長束小学校教諭
長谷川みどり (「字形」「読み」「意味」の漢字学習)
・学校法人 岐山学園 布佐台幼稚園副園長
水野克己 (石井式漢字教育)
13:30〜15:30 ステージ2
【多目的ホール】
13:30〜15:30 パネルディスカッション
テーマ 「漢字の世界と子どもたち」
パネリスト
・漢字学習カリキュラム作成委員長 渡辺本爾
・学校法人 岐山学園 布佐台幼稚園副園長
水野克己 (幼児教育における漢字学習)
・大阪大学 学際融合教育研究センター教授 石井加代子 (脳科学研究)
・作家 築山桂
コーディネーター
・NHK日本語センターエグゼクティブアナウンサー 加藤昌男
[ねらい] これからの漢字教育の在り方を、フロアーとの意見交流を通して探りながら、本県の漢字教育の有効性について検証・普及する。
【同時開催イベント】
高等学校書道展『文字の源流』
日 時 平成22年7月29日(木)〜7月30日(金)
9:00〜21:00(30日は、17:00まで)
場 所 1階エントランス
5 問合せ先
福井県教育庁
〒918−8580 福井市大手3−17−1
TEL (0776)20−0559 生涯学習課
または、 (0776)20−0575 義務教育課
6 その他
・申込不要、参加費無料
・ライフアカデミー連携事業(申込不要、当日受付、参加費無料)