平成26年8月26日
文書館
担当者: 柳沢芙美子・堀井雅弘
電話: 0776(33)8890
メール: bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=137
文書館企画展示「水戸天狗党 敦賀に散る−蜂起150年−」(敦賀市立博物館共催)を開催します  今年は、敦賀で降伏、処刑された水戸天狗党の蜂起(天狗党の乱)から150年という節目の年にあたります。しかし天狗党の乱は、その結末からか幕末の動乱の中に埋もれ、天狗党の終息地である敦賀でもその記憶は途切れつつあります。
 そこで敦賀市立博物館との共催で、越前の冬山を行軍した天狗党、そしてそれに対する追討軍の動きを追い、維新後の顕彰活動も交えながら、天狗党の実像と天狗党の乱が与えた越前国への影響を紹介します。

                 記

1 期 間 平成26年8月29日(金)〜平成26年10月22日(水)

2 会 場 文書館閲覧室

3 主な展示資料
・「武田耕雲斎所要陣羽織・軍扇」(敦賀市立博物館)
   天狗党の首領 武田耕雲斎が使っていた軍装。
・「大鋏」(敦賀市立博物館)
   天狗党を処刑する際に髪を切ったと伝えられる鋏。
・「配陣図」(当館 松田三左衛門家文書)
   天狗党の乱の終盤、諸勢力の配置を描いた図。
・「筆叢拾遺」(福井県立図書館保管 松平文庫)
   天狗党の乱の情報を含む福井藩の雑記。
   (展示は4冊の内、天狗党の乱の記述がある2冊のみ)
・「松原神社祭神事歴」(敦賀郷土博物館)
   松原神社の祭神でもある武田耕雲斎らの事歴をまとめた刊行物。