平成30年4月12日
福井県ふるさと文学館
担当者:
松井、尾崎
電話:
0776-33-8866
メール:
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
春の企画展「ふくいのお宝−ふるさと文学館コレクション展」を開催します!
福井を代表する作家三好達治、中野重治、高見順、水上勉、津村節子の5人は、日本の近現代文学を代表する作家でもあります。これら5人の作家と、その作品の数々は、まさに福井が誇る宝です。
開館3周年を迎えたふるさと文学館では、これまでに収集してきた5人に関する資料の中から選りすぐりのお宝資料を一堂に展示し、その業績と作品の魅力を改めて紹介します。
5人の豊かな物語世界と、その背景にある創作への情熱、福井への想いを知っていただき、ふるさと福井への理解を深めていただく機会として、県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。
また、20日(金)13:00から報道機関向け事前説明会を行いますので、ご参加ください。
記
1 タイトル ふるさと文学館開館3周年記念
福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会文化プログラム事業
「ふくいのお宝−ふるさと文学館コレクション展−」
2 期 間 平成30年4月21日(土)〜6月24日(日)
※報道機関向け事前説明会 4月20日(金)13:00〜
3 場 所 ふるさと文学館
4 主な展示資料
(1)三好達治
・自筆の大型書幅「師よ萩原朔太郎」−師・朔太郎への思いを綴った詩。
書としても高い完成度を持った作品。
・「春愁三章」−三国滞在中に作られた50部限定の自筆詩集。
・晩年を過ごした世田谷の自宅で使っていた家具や旅行鞄など
(2)中野重治
・原稿「『文学者に就て』について」−転向後も作家として生きることの
決意を綴った作品。
・原稿「原泉について」−妻である原泉についての思いを綴ったエッセイ。
(3)高見順
・原稿「或る魂」−自身の出自に向き合った自伝的作品。
・従軍時の手帳−報道班員として中国へ行った1944年に書いた日記。
(4)水上勉
・草稿「越前竹人形」−竹人形芝居のために改めて書いた自筆原稿。
・自筆絵画「椿絵」−竹紙に描いた椿の絵。水上は若狭の八百比丘尼伝説
に登場する椿を好んで描いた。
・絵画「父と子」挿絵−水上作品の挿画を多く手掛けた司修作の挿絵。
(5)津村節子
・原稿「炎の舞い」−越前焼に生涯をかける福井の女性を主人公にした代表
作。
・原稿「福井県に代って」−福井の特長や特産物を語ったエッセイ。
・絵日記「ミチヨチャンノエニッキ」−戦時中、姪を楽しませるために描い
た絵日記。
5 関連イベント
(1)「ふくいのお宝」を聴こう!朗読CD鑑賞会
内 容 アナウンサー加賀美幸子氏(元NHK)が朗読した5人の作品を
味わう。
日 時 4月21日(土) 三好達治
4月30日(月・休) 中野重治
5月12日(土) 高見順
5月27日(日) 水上勉
6月 9日(土) 津村節子
各日11:00〜11:30
会 場 ふるさと文学館映像ルーム
定 員 30名(当日受付)
参加費 無料
(2)クイズラリー
内 容 会期中、展示に関するクイズを解くと、オリジナルグッズをプレゼ
ント。(ふるさと文学館カウンターにて受付)
参加費 無料
(3)ギャラリートーク
日 時:平成30年4月21日(土)14:00〜
会 場:ふるさと文学館
その他:申込不要、参加無料
※会期中、土日を中心にギャラリートークを行います