| 令和2年11月13日 | |
| 県立美術館 | |
| 担当者： | 展覧会：学芸員 戸田浩之 食を楽しむ会：副館長 畑中容子 |
| 電話： | 0776-25-0452 |
| メール： | finearts@pref.fukui.lg.jp |
| 紹介： | http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/bunka1.html |
記
１ 名 称：特別展「初公開 犬追物図屏風と江戸絵画名品展」
２ 会 期：令和２年１１月２３日（月・祝）〜１２月２０日（日）
※会期中無休
３ 開館時間：午前９時〜午後５時（入館は午後４時３０分まで）
※１１月２３日（月・祝）は午前９時３０分開館
４ 観 覧 料：一般・大学生５００円、高校生２００円、中・小生１００円
※２０名以上の団体は２割引
※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者１名は半額
※学生の方は学生証の提示が必要です。
５ 内 容
犬追物(いぬおうもの)は疾走する犬を馬上から射るもので、弓術と馬術の鍛
錬を兼ねた武家の競技として、鎌倉時代から室町時代にかけて盛んに行われま
した。
当館では昨年度、その様子を描いた犬追物図を新たに収集しました。長らく
県内に秘蔵され、ほとんど公開されることのなかった１７世紀初めに描かれた
屏風絵で、桜咲く馬場での犬追物とそれを見物する人々を、金地の画面に描い
た華やかな作品です。しかも調査の過程で、セットとして制作されたもうひと
つの屏風が存在することも明らかとなりました。
本展では、この屏風を収集後初めて一般に公開します。そして離れ離れにな
った対の屏風と、世紀を越えた奇跡の再会をはたします。またあわせて県内所
蔵の関連作品や、岩佐又兵衛、葛飾北斎など館蔵品を中心とする江戸絵画の名
品約３０点も展示、その多彩な作品と表現をご覧いただきます。
６ 主な作品
・「犬追物図屏風」 ６曲１隻 当館蔵
・「犬追物図屏風」 ６曲１隻 兵庫県・尼崎市教育委員会蔵
・「巴散文螺鈿鞍」 １背 越前市・大塩八幡宮蔵 県指定文化財
・「和漢故事説話図 須磨」 岩佐又兵衛筆 １幅 当館蔵 県指定文化財
・「竹虎図屏風（松平家伝来） 狩野安信筆 ６曲１双 奈良・浄福寺蔵
・「杣人春秋山水図」 葛飾北斎筆 ３幅 当館蔵
７ 関連行事
（１）講演会（聴講無料・先着４０名）
日 時：１１月２９日（日）午後２時から
場 所：講堂
演 題：「小笠原流弓馬術の世界」
講 師：小笠原清忠 氏（弓馬術礼法小笠原流三十一世宗家）
（２）ギャラリートーク（要観覧券・先着２０名）
日 時：１２月５日（土）、１２日（土） いずれも午後２時から
場 所：展示室
（３）ふくいの美と食を楽しむ特別解説会（会費制・要申込・定員各１５名）
日 時：令和２年１１月２８日（土）、１２月５日（土）
いずれも１１：３０〜１３：００
場 所：料亭 やま田（福井市中央3-11-18）
会 費：６，０００円（展覧会図録と観覧チケットのお土産付）
主 催：料亭 やま田
共 催：福井県立美術館
内 容：老舗料亭で福井の食を楽しみながら、学芸員が展覧会の内容や
見どころをお話します。
申込先：福井県立美術館（０７７６-２５-０４５２）
８ その他
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、記載内容を変更する場合があり
ます。
またご来館の際は、マスク着用および手指消毒など感染防止にご協力くだ
さい。