令和4年7月21日
流通販売課
担当者: 前川、西村
電話: 0776-20-0419
代表(内線): (内)3023
メール: ryutsu@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/021033/index.html
農作物病害虫発生予察注意報第1号(斑点米カメムシ類の多発生)を発表します  今年は、斑点米カメムシ類(以下、カメムシ類)が、平年より多く発生しています。発生のピークは7月下旬ごろと考えられ、また、未出穂の水田への侵入も多く確認されていることから、水稲の品質に影響する斑点米が多発生する恐れがあります。
 このため、下記のとおり注意報を発表しましたのでお知らせします。

                      記
 
1 発生予察注意報発表日
   令和4年7月22日(金)

2 発生予察注意報発表の主な根拠
 (1)水田圃場内におけるカメムシ類の発生が多い
     早生品種水田内での1地点あたりのすくいとり調査結果(7/19〜21、計25地点)
     今年15.8頭(平年9.8頭、前年10.8頭)

 (2)出穂前の中生等の圃場においても、カメムシ類の侵入を確認

3 防除対策
(1)出穂期以降の草刈りはカメムシ類の水田内への侵入を助長するので行わない。
(2)粉・液剤での防除は、穂揃期〜乳熟期と糊熟初期の2回薬剤散布を行う。
(3)粒剤での防除は、薬剤によって散布時期が違うので注意する。
(4)カメムシ類は、水田の周縁部に多く発生するので、本田防除の際は畦畔も含めて防除する。
(5)クモヘリカメムシの発生が多い場合は、収穫14〜7日前に追加防除を行う。ただし、使用基準を遵守する。
(6)水田内の雑草が多い圃場では、カメムシ類が定着し、斑点米の発生が多くなるので防除を徹底する。

※注意報の詳細は、別添「令和4年農作物病害虫発生予察注意報第1号」を参照してください。

4 注意報及びカメムシ類の生態、発生状況に関する問合せ先
  福井県農業試験場 病害虫防除室 松田、富田
           電話番号 0776-54-9315(直通)