平成29年10月18日
福井県立歴史博物館
担当者:
山形裕之 河村健史
電話:
0776-22-4675
代表(内線):
0776-22-4675
メール:
history-museum@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.pref.fukui.jp/muse/Cul-Hist/index.html
白山開山1300年記念 特別展「泰澄 −白山信仰における意義を探る−」を開催します!
県立歴史博物館では、今年が泰澄が白山に初めて登頂したとされる養老元年(717)から1300年になることを記念して、特別展「「泰澄 −白山信仰における意義を探る−」を開催いたしますので、お知らせします。
記
1 会 期 平成29年10月21日(土)〜11月26日(日)
※会期中休館日 11月8日(水)、22日(水)
2 会 場 県立歴史博物館(福井市大宮2−19−15)
2階 特別展示室
3 開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時半まで)
4 観 覧 料 一般 500円、大学・高校生340円
小中学生・70歳以上の方250円
※20名以上の団体 2割引 ※常設展もご覧になれます。
5 概 要 今年は、越前の僧・泰澄が白山を開山したとされる養老元年
からちょうど1300年にあたります。これを記念して、白山
開山の祖師として慕われる泰澄について、改めて取り上げます。
この特別展では、泰澄の事績を記した『泰澄和尚伝記(たい
ちょうかしょうでんき)』について、関連する資料とともに内
容を紹介します。さらに、『伝記』には描かれない泰澄のすが
たと、泰澄信仰の広がりについて、若狭随一の山岳霊場・青葉
山中山寺を例に探ります。
また、重要文化財の泰澄及二行者坐像(文化庁蔵)、福井県
指定文化財の聖観音菩薩立像(勝山市平泉寺辻観音堂蔵)、
県内初公開となる道昭坐像(奈良市元興寺蔵)、役行者絵巻
(大阪青山歴史文学博物館蔵)など、貴重かつ華麗な仏教美術
も見どころです。
この特別展を通じて、改めて泰澄と白山信仰の奥深さに興味
と関心を持っていただければ幸いです。
なお、10月21日(土)8時45分から開会式を開催いた
します。
6 主な展示資料
・『泰澄和尚伝記』(越前町 越知神社蔵)
・泰澄及二行者坐像(文化庁蔵/重要文化財)
・金剛童子立像(奈良国立博物館蔵/県内初公開)
・聖観音菩薩立像
(勝山市平泉寺辻観音堂蔵/福井県指定文化財)
・道昭坐像(奈良市元興寺蔵/県内初公開)
・役行者絵巻(大阪青山歴史文学博物蔵/県内初公開)
・紺紙金泥経(高浜町 中山寺/福井県指定文化財)
7 イベント 期間中、以下の関連イベントを開催します。
・展示説明会
10月22日(日) 14時〜15時
特別展会場にて ※特別展観覧券が必要です。
・キッズミュージアム「懸仏(かけぼとけ)をつくろう!」
10月29日(日)14時〜15時30分
参加無料・当日受付
・歴史博物館移動講座
「近江にて泰澄ゆかりの地と観音信仰をめぐる」
11月5日(日)終日
定員35名(先着順) 参加費1410円(各施設観覧料)
対象:福井県内に居住・通勤・通学の方。
・泰澄にささげる茶会
11月19日(日)当日受付・お茶券500円(予定)
・ふくい歴博講座
「『泰澄和尚伝記』の泰澄・『伝記』以外の泰澄」
11月18日(土) 14時〜15時30分
聴講無料・当日受付