平成27年10月21日
福井県ふるさと文学館 
担当者: 岩田、尾崎
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
高見順没後50年特別展開催のお知らせ  ふるさと文学館では、本県出身で最後の文士といわれた高見順の没後50年を機に、特別展「昭和から未来へのメッセージ」を10月31日(土)から開催します。
 手紙や自筆原稿など、多くの県内初公開資料を含む貴重資料を通して、高見順を中心に川端康成、太宰治、林芙美子などの昭和を代表する文人たちの足跡を辿り、激動の昭和とそこに生きた人々の姿を紹介します。
 また、期間中、日本近代文学館の協力を得て「近代文学の名作・昭和」展や著名作家のミニチュア人形展も同時に開催し近代文学の流れを紹介します。このほか、三国出身で現代詩作家の荒川洋治氏による講演会など関連イベントを多数開催します。福井の文学をより理解し、親しむ機会として、県民の皆様への広報活動に御協力をお願いします。

                  記

1 タイトル 高見順没後50年特別展「昭和から未来へのメッセージ」

2 会  場 福井県ふるさと文学館

3 会  期 前期:平成27年10月31日(土)〜12月2日(水)
       後期:平成27年12月5日(土)〜1月17日(日)
        ※12月3日(木)・4日(金)は展示替えのため休室します。

4 開 会 式 10月31日(土)8:45〜9:30

5 観 覧 料 無料

6 展示資料 約200点
   高見順スケッチ、高見順日記、太宰治から高見順への手紙、
   林芙美子から高見順への手紙、三島由紀夫から高見順への手紙
   川端康成書高見順「荒磯碑」背面の書、芥川龍之介短冊、
   朝井閑右衛門画「追憶の高見順」、三雲祥之助『如何なる星の下に』挿絵、
   衣類、筆記用具等   
   
7 開会記念講演
   作家を語る「高見順 最後の夏」
   日時:10月31日(土)10:00〜11:00
   場所:福井県立図書館 研修室
   定員:50名(要申込・入場無料)
   内容:朗読会 福井商業高校放送部による朗読
       ・高見順の詩
       ・高見順日記 抜粋
      作家を語る
       講 師:川島かおる氏(高見順文学振興会)
       利き手:上出純宏氏(高見順の会)

8 同時期開催企画
   期 間 平成27年10月23日(金)〜平成28年1月17日(日)
 (1)日本近代文学館「近代文学の名作・昭和」展
    主な展示資料:小林多喜二「蟹工船」、太宰治「人間失格」、
                      宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、林芙美子「浮雲」等複製原稿
      *日本近代文学館の「近代文学の名作・昭和」展を精選・編集したも
       ので複製原稿等27点を展示。
  

 (2)ミニチュア人形展 制作:高山美香氏
    主な展示資料:森鴎外、夏目漱石、樋口一葉、与謝野晶子、芥川龍之介、
           宮沢賢治、太宰治等文人のミニチュア人形23点