令和元年7月5日
文書館
担当者:
堀井、柳沢
電話:
0776(33)8890
メール:
bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp
文書館月替展示「音をつづる」を開催します
録音機器のない時代から、「文字」にして記録されてきた「音」に関する資料を展示・紹介します。
また、夏休み期間中は、頭の中の「音」を「絵」に描くワークショップも開催します。
なお、関連ミニ展示「歴史的公文書ヒストリア−音を楽しむ『県立音楽堂』 その誕生の記録」、関連イベント「Night Archives」(展示説明会・演奏会)もあわせて開催します。
つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いいたします。
記
1 展示名 「音をつづる」
2 期 間 令和元年6月28日(金)〜8月21日(水)
※休館日7月1日・8日・11日・16日
3 場 所 県文書館 閲覧室(福井市下馬町51-11 県立図書館内)
4 展示資料(一部)
♪チヤンチヤンチヤンチヤン(夏期児童保養所の朝)
1928年(昭和3)8月2日
小学校4年生の夏。
恒弥は一人、粟原の家族から遠く離れて敦賀の夏期児童保養所に。
保養所で迎える初めての朝。起床の鐘に飛び起きる。
(藤野厳九郎家文書「休暇日誌」(当館寄託))
♪ゴウゴウ(日中戦争武漢作戦)
1938年(昭和13)10月20日、21日 ※展示は16日〜21日
10月18日、敵は退却したか、銃の音が聞こえない。畠で露営、
寒気身にしみ眠れない。
19日、寒さで目が覚める。「伍家」に到着。敵陣地あり、銃砲弾飛来。
20日、後方に友軍重砲隊が到着したか、払暁から銃砲声が物凄い。
(滝本嘉博家文書「(山砲兵分隊滝本孝之陣中日記)」(当館蔵))
♪ガラガラ(福井地震)
1948年(昭和23)6月28日
6月28日、晴、出勤
5時(サマータイム)、終業。
早く家へ帰ろうと思って用意をしようと思い、店を一歩出た時……
(岩井正文書「(福井地震体験日記)」(当館蔵))
♪ドキドキ(舞台で能を披露)
(年未詳)
田安家恒例の三月(みつき)に一度の能の日。
錦之丞(松平春嶽、当時7歳)・群之助(田安慶頼、同)兄弟は、
父斉匡の仰せにより、当日急遽、舞台で演目「高砂」を披露することに。
(松平文庫「正二位慶永公御著述真之草紙」(写)(県立図書館保管))
5 ワークショップ 「音をえがく」
7月12日(金)〜8月21日(水)(予定)
いちばん記憶に残っている「音」を思い出して、その場面を絵に描こう。
※申込不要、時間指定・時間制限なし
6 関連ミニ展示 「歴史的公文書ヒストリア
−音を楽しむ『県立音楽堂』 その誕生の記録」
「世界の非常に美しいコンサート・ホール25選」に日本国内で唯一選ばれた
そのデザイン。そして、美しい音色を奏でるパイプオルガン。県内外から高く
評価される「県立音楽堂」の秘密を歴史的公文書から、ちょっとだけ探って
みます。
関連イベント 「Night Archives」(7月7日(日)、8月4日(日))
※展示説明会、演奏会