| 令和元年7月16日 | |
| 福井県ふるさと文学館 | |
| 担当者： | 小林、岩田 |
| 電話： | 0776-33-8866 |
| メール： | bungakukan@pref.fukui.lg.jp |
| 紹介： | https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/ |
本展では、多彩な著作の中から、若い世代に向けて、生きるということの本質に迫った作品を中心に取り上げ、水上勉のまなざしや軌跡とともに紹介します。期間中、シンポジウムやクイズラリーなど関連イベントを開催します。県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。
なお、７月１９日（金）１３：００から報道機関向け事前説明会をふるさと文学館にて行いますので、ご参加ください。
記
１ タイトル 生誕１００年水上勉展 〜生きるということ〜
２ 会 期 令和元年７月２０日（土）〜９月２３日（月・祝）
※休館日：8月22日（木）、9月2日(月）、9月9日(月）、
9月12日（木）、9月17日（火）
３ 会 場 ふるさと文学館（福井市下馬町５１−１１）
４ 内 容
（１）水上勉と故郷
水上勉は「人は生れた地から球根をもらう」と述べています。家族や代用
教員時代などを描いた随筆を取り上げ、作家となる前の水上勉を育んだ故郷
での生活や経験を紹介します。
（２）水上勉のまなざし
水上勉は病弱者や障害者などの社会的な弱者に寄り添うとともに、小さな
生き物や草木などにも関心を寄せました。水上が注いだあたたかなまなざし
を紹介します。
（３）水上勉から若い世代へ
水上勉の児童文学『ブンナよ、木からおりてこい』などを取り上げ、誰も
が生かされているということや生きることの喜びなど、水上が作品に込めた
思いを紹介します。
〈主な展示資料〉
・水上勉「雁の寺」原稿（日本近代文学館蔵）
・山高登画「ブンナよ、木からおりてこい」原画（若州一滴文庫蔵）
・水上勉椿絵
・水上勉単行本約３００冊
５ 関連イベント
（１）シンポジウム「水上勉の時代」
日 時：令和元年９月１日（土）１３：３０〜１６：００
会 場：県立図書館多目的ホール
共 催：科研費研究グループ「水上勉資料の調査による戦後文学の総合
的研究」（代表：大木志門）
参加費：無料（要申込）
第一部 講演（各２０分)１３：３０〜１４：５０
大木志門（山梨大学准教授）「戦後文学としての水上勉」
掛野剛史（埼玉学園大学准教授）「編集者としての水上勉」
高橋孝次（帝京平成大学助教）「社会派としての水上勉」
劉�次幣訐捷餾歛膤愬郢硫歡�）「満州体験者としての水上勉」
第二部 座談会「水上勉を語る」 １５：００〜１６：００
水上蕗子氏（水上勉長女）、第一部講師
（２）夏休みワークショップ
〇手仕事（わらじ作り）について学ぼう
日 時：令和元年８月３日（土）
９：００〜１２：００ １３：００〜１６：００
会 場：ふるさと文学館映像ルーム
講 師：片岡恒夫氏
内 容：わらじづくりの体験、見学
参加費：無料、
体験は申し込み要（小学校４年生から大学生）
受付は７月２０日より開始。見学は自由にできます。
〇点訳について学ぼう
日 時：令和元年８月１８日（日）１３：３０〜１５：００
会 場：県立図書館研修室
講 師：福井県視覚障害者福祉協会情報提供センター
内 容：点訳の基礎と水上勉のことばの点訳
参加費：無料（要申込）
対 象：小学校４年生以上
（３）文学キネマ
会 場：ふるさと文学館映像ルーム
定 員：４０名
＊１２時より文学館カウンターで整理券を配布します。
参加費：無料
〇「はなれ瞽女おりん」（117分）
日 時：令和元年７月２８日（日）１３：３０〜
原 作：水上勉、監 督：篠田正浩、公開：１９７７年
内 容：追放された瞽女を描いた作品を上映します。
〇「ブンナよ、木からおりてこい）（53分）
日 時：令和元年８月４日（日）１３：３０〜
原 作：水上勉、監督：丹野雄二、公開：１９８７年
内 容：蛙のブンナを主人公に命の尊厳について描いたアニメーション作
品を上映します
（４）クイズラリー
内 容：会期中、展示に関するクイズを解くと、オリジナルグッズを
プレゼント。（ふるさと文学館カウンターにて受付）
参加費：無料
（５）ギャラリートーク（展示解説）
日 時：令和元年７月２０日（土）１４：００〜１４：３０
会 場：ふるさと文学館
その他：申込不要、参加無料