令和5年8月29日
福井県ふるさと文学館
担当者:
小林、萬
電話:
0776-33-8866
メール:
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/
福井ゆかりの歌人 吉田正俊を紹介する特集展示を開催します
2023年は、歌人・吉田正俊の没後30年にあたります。
1902年、福井市に生まれた吉田正俊は東京帝国大学在学中に短歌結社アララギに入会し、歌人・土屋文明に師事します。卒業後は企業に勤め仕事に取り組む一方、熱心に歌会に出席し、多くの歌を詠みました。歌誌『アララギ』の編集や発行人を担当し、1988年には歌集『朝の霧』で迢空賞を受賞、1993年には宮中歌会始召人に選ばれました。また、歌誌『柊』の選歌人を晩年まで務め、何度もふるさと福井の歌会を訪れるなど、後進の育成にあたりました。
今回、吉田正俊の業績や著作を紹介し、その生涯を振り返ります。
記
タイトル 吉田正俊 没後30年 特集展示
日 時 2023年8月25日(金)〜10月22日(日)
会 場 福井県ふるさと文学館(福井市下馬町51−11)
プロローグゾーン壁面ケース
内 容 『天沼』(1941年、墨水書房)
『流るる雲』(1975年、白玉書房)※読売文学賞詩歌俳句賞受賞
『朝の霧』(1987年、石川書房)※迢空賞受賞
等の歌集
「天沼」(8/25〜9/27)、「過ぎゆく日々」(9/29〜10/22)
等の直筆原稿
『アララギ』、『柊』などの関連歌誌 ほか
関連企画 群馬県立土屋文明記念文学館 移動展「歌人 土屋文明」パネル展
・アララギの歌人・土屋文明の生涯や歌などを紹介するパネル展示を同時開催。
(期間:2023年8月25日(金)〜10月25日(水)場所:文学の小路)