令和2年3月5日
福井県立若狭歴史博物館
担当者:
鯵本眞友美
電話:
0770-56-0525
メール:
w-rekisi@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/
期間限定公開「重文鳥浜貝塚出土品 赤色漆塗櫛」を開催します
若狭歴史博物館では、期間限定公開「重文鳥浜貝塚出土品 赤色漆塗櫛」を開催いたしますのでお知らせします。
今から45年前に福井県若狭町で発見された鳥浜貝塚の赤色漆塗櫛は、日本でも最古級の漆塗りの櫛で、2010年に保存処理を終え、展示公開できるようになりました。
つきましては、保存処理事業の紹介とともに実物を公開しますので、ぜひご覧ください。
記
1.名 称
期間限定公開「重文鳥浜貝塚出土品 赤色漆塗櫛」
2.会 場
福井県立若狭歴史博物館 企画展示室
(住所:小浜市遠敷2丁目104 電話:0770-56-0525)
3.会 期
令和2年3月14日(土)〜令和2年3月29日(日)
※会期中の休館日:3月23日(月)
4.開館時間
9時から17時まで(入館は16時30分まで)
5.観 覧 料
一般 310円(常設展示観覧料で観覧可)
高校生以下・70歳以上 無料
※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※有料の方が20名以上の団体は2割引
6.内 容
鳥浜貝塚の赤色漆塗櫛(あかいろうるしぬりくし)は、1975年に発見された当時、技術的な制約で保存処理(水を含んだ状態から乾いた状態にすること)を施すことができませんでした。そのため、長い間、公開されずにいましたが、2007〜2009年度(平成19〜21年度)に、文化庁の補助金を受け、保存のための修理をおこないました。保存処理技術の発展と、慎重かつ緻密な作業によって、漆塗櫛の保存処理は無事に終わり、一般の方々に展示公開できることとなりました。
今回の期間限定公開では、赤色漆塗櫛の実物を展示するとともに、櫛が公開できるようになるまでの修理の内容を紹介します。