平成29年7月7日
福井県ふるさと文学館 
担当者: 松井、尾崎
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
ふるさと文学館夏季企画展「医と文学」開催をお知らせします  本年は福井県出身の蘭学者・杉田玄白の没後200年にあたります。ふるさと文学館では、夏季企画展として玄白の文学者としての側面に光を当てた展覧会を開催します。あわせて、人間の体や健康、医療をテーマに作品を書いた本県出身のかこさとし、山崎光夫を紹介します。
 福井ゆかりの偉人、作家の医に関する文学作品を通して、現代人の生活や生き方を振り返ります。期間中、講演会や映画上映会、クイズラリーなど関連イベントを多数開催しますので、県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。
 また、14日(金)13:30および15日(土)9:30から報道機関向け説明会を行いますので、ご参加ください。


                  記

1 タイトル 「医と文学〜杉田玄白からかこさとし、山崎光夫まで〜」

2 会  場 福井県ふるさと文学館

3 会  期 平成29年7月15日(土)〜9月18日(月・祝)
        
4 観 覧 料 無料

5 説 明 会 7月14日(金)13:30〜
       7月15日(土) 9:30〜
        ※ふるさと文学館前にお集まりください

6 主な展示資料 
  【第1章 杉田玄白】
    杉田玄白自筆書「医事不如自然」(玄白が亡くなる年に書いたもの)
    杉田玄白等訳『解体新書』(安永3年刊)
    杉田玄白自筆書簡(医師仲間からの相談に答えたもの)
  【第2章 かこさとし】
    かこさとし複製原画「むしばミュータンスのぼうけん」
    かこさとし複製原画「ほねはおれますくだけます」
    歯科道具(歯科医をしていたかこさとしの兄が使用していたもの)
  【第3章 山崎光夫】
    山崎光夫自筆原稿「藪の中の家」(新田次郎文学賞受賞)
    芥川龍之介自筆短冊(辞世の句)
    齋藤茂吉自筆処方箋(芥川龍之介に処方したもの)

7 関連イベント
(1)講演会「発見!医文学の愉しさ−なぜ医学を書くか」
   講師:山崎光夫氏
   日時:8月20日(日)14:00〜15:30
   会場:県立図書館 多目的ホール
   定員:150名(無料、要申込)
      ※来場者全員に山崎光夫氏の著作本をプレゼントします

(2)文学キネマ
   内容:医療をテーマにした映画の上映   
    7月16日(日)「わが母の記」(2012年、118分)
    8月11日(金・祝)「ブラック・ジャック劇場版」(1996年、93分)
    9月10日(日)「遠き落日」(1992年、119分)
   時間:各日 13:30〜
   会場:ふるさと文学館 映像ルーム
   定員:40名(無料、当日受付、12時から文学館で整理券配布)

(3)せっちゃんの紙芝居ライブ
   作品:「杉田玄白『解体新書』ものがたり」
      かこさとし『6がつ6ちゃんはっはっは』
   出演:津田節江氏
   日時:7月23日(日)14:00〜14:30
   会場:ふるさと文学館 映像ルーム   
   定員:40名(無料、当日受付)
   
(4)文学カフェ
   講師:鈴木万里氏(かこさとし氏長女)
   日時:9月9日(土)14:00〜15:30
   会場:県立図書館 研修室   
   定員:30名(要申込)
   参加費:250円(飲み物代)

(5)クイズラリー
   期間:7月15日(土)〜9月18日(月・祝)
   内容:企画展に関するクイズを解くとオリジナルグッズをプレゼント
      (文学館カウンターで受付、無料)