平成29年5月26日
福井県ふるさと文学館 
担当者: 松井、島田
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
祝受賞!藤田宜永氏、荒川洋治氏の講演会を開催します  先日、福井県出身の小説家・藤田宜永氏が『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を、詩人・荒川洋治氏が『北山十八間戸』で第8回鮎川信夫賞を受賞されました。これを記念して、県ふるさと文学館主催で講演会を下記のとおり開催します。お二人それぞれの、受賞作やこれまでの創作活動などをお話しいただきます。
 また、講演会に合わせて、本の特集などの関連展示も行います。
 福井ゆかりの作家に親しむ機会として、県民の皆様への広報活動にご協力ください。

                  記

1 藤田宜永氏講演会
   演題 「藤田宜永氏に聞く!作家生活30年の軌跡」
   日時 平成29年6月24日(土)14:00〜15:30
   場所 福井県立図書館 多目的ホール
       入場無料・要申込・先着順

2 荒川洋治氏講演会
   演題 「書くことは読むこと−詩作50年の風景」
   日時 平成29年7月17日(月・祝)14:00〜16:00
   場所 福井県立図書館 多目的ホール
       入場無料・要申込・先着順

3 申込方法
   必要事項(ご氏名、電話番号)を電話、メール、または文学館
   カウンターでお申込みください。
   申込先:福井県ふるさと文学館
        〒918−8113 福井市下馬町51−11
        TEL:0776−33−8866
        メール:bungakukan@pref.fukui.lg.jp

4 記念関連展示
   期間:6月1日(木)〜7月21日(金)
   場所:ふるさと文学館前(県立図書館内)
   内容:藤田氏、荒川氏の著作本の特集
    ※ふるさと文学館タイムリースポットコーナーにおいても、自筆色紙、
     受賞作、プロフィール紹介パネルの展示を開催中(7月21日まで)

(参考)
藤田宜永(ふじた・よしなが)氏プロフィール
 1950年、福井市生まれ。中学卒業までを福井で過ごし、東京の高校に進学。早稲田大学中退後、1973年にパリへ渡り、帰国後86年に『野望のラビリンス』で小説家デビュー。2001年に『愛の領分』で第125回直木賞受賞。ほか、『鋼鉄の騎士』(第48回日本推理作家協会賞)、「探偵・竹花」シリーズ、「モダン東京」シリーズ、『求愛』(第6回島清恋愛文学賞)、『樹下の想い』など著作多数。2017年、『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞受賞。

荒川洋治(あらかわ・ようじ)氏プロフィール
 1949年、福井県三国町(現・坂井市)生まれ。早稲田大学第一文学部卒。詩集/『水駅』(第26回H氏賞)、『渡世』(第28回高見順賞)、『空中の茱萸』(第51回読売文学賞)、『心理』(第13回萩原朔太郎賞)、エッセイ・評論集/『忘れられる過去』(第20回講談社エッセイ賞)、『文芸時評という感想』(第5回小林秀雄賞)、『詩とことば』(岩波現代文庫)など。2016年、評論集『過去をもつ人』(みすず書房)で、第70回毎日出版文化賞書評賞を受賞。2017年、詩集『北山十八間戸』(気争社)で、第8回鮎川信夫賞を受賞。