平成27年1月22日
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
担当者:
副館長 月輪泰
電話:
0776-41-2301
メール:
asakura@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://info.pref.fukui.lg.jp/bunka/asakura_museum/
特別公開展「一乗谷と木の文化〜木製品からみる戦国のくらし〜」を開催します
このたび県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館では、初公開資料を含む平成26年度第4回特別公開展を下記のとおり開催しますので、お知らせいたします。
記
第4回特別公開展「一乗谷と木の文化〜木製品からみる戦国のくらし〜」
1 概 要 戦国大名朝倉氏の城下町「一乗谷」では、さまざまな木製品
が出土し、当時の人々の生活を復元するうえで欠かせない資料
となっています。
今回の特別公開展では、中世のくらしに関する木製品を展示
し、木の果たした役割、培われた木の文化を紹介します。また、
赤外線カメラの撮影によって、肉眼では見えにくい墨絵・墨書
を可視化した写真も公開します。
【赤外域カメラについて】
赤外線カメラは墨や炭素成分の観察をする際に判読
が困難な木簡から文字を鮮明に浮かび上がらせること
ができ、博物館や専門機関で活用されています。
2 主な展示物
○漆塗皿(国重要文化財)【初公開】
朝倉館跡から出土した、饗宴等に使われていたと考えら
れる食膳具
○「極楽寺」銘漆塗り椀(国重要文化財)
これまで文献上で知られるだけであった、天台宗寺院極
楽寺の存在を示す資料
(極楽寺…弘治3年(1557)創建とされ、朝倉氏滅亡後
北庄に移り、名を長運寺と改める)
○太鼓樽飾栓(国重要文化財)
○下駄・櫛(国重要文化財)
○茶筌・茶杓(国重要文化財)
○一節切・付札(国重要文化財)
他 約130点
(うち国重要文化財約70点、初公開資料18点)
○赤外線カメラによる墨書木製品の写真展示
※国重要文化財「将棋の駒一式」を期間限定公開
(前期:1月23日(金)〜2月17日(火))
※墨書木製品は前期と後期で展示替えを行います
3 開催期間 平成27年1月23日(金)〜3月17日(火)【53日間】
4 関連行事 ◇展示解説 日時:1月25日(日)午後2時〜2時30分
会場:県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館展示室
(福井市安波賀町4−10)
5 観 覧 料 常設展観覧券で観覧できます
(大人100円 70歳以上・高校生以下 無料)
6 そ の 他 当館フェイスブックでも情報更新中
https://www.facebook.com/IchijodaniMuseum