平成29年5月19日
福井県立図書館
担当者:
長野、野田
電話:
0776-33-8860
メール:
tosyokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
松平文庫テーマ展「なまえのヒミツ−その1 松平春嶽の場合−」を開催します
現代人の名前は、いわゆる「上の名前(氏・姓・名字)」と「下の名前」をそれぞれ一つずつしか持っておらず、婚姻等を除いて改名の機会もほとんどないのに対し、江戸時代の武士は、「上の名前(姓・苗字)」と「下の名前(通称・諱・号)」をそれぞれ複数持ち、また生涯のうちで何度も改名していました。
県立図書館では、幕末の藩主・松平春嶽の名前に焦点をあて、松平文庫資料から、その変遷や由来、ユーモアあふれるあだ名や号について展示紹介します。
つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いいたします。
記
1 タイトル 松平文庫テーマ展「なまえのヒミツ−その1 松平春嶽の場合−」
2 期 間 平成29年5月26日(金)〜7月12日(水)
3 場 所 福井県立図書館 閲覧室
4 展示資料 ・官次第(1514号)
元服前には「松平錦之丞」と自署
・御一字折紙(532号)
元服により、将軍から一字を拝領し「慶永」を名乗る
・慶永任越前守宣旨(497号)
朝廷から越前守に任じられ「源慶永」と記される
・越前世譜慶永様御代(118号)
安政五年政変で隠居を命じられ「春嶽」と改名
・御書翰(227号)
雅号「九十九洋」の山内容堂に「九十九橋」の雅号での手紙
・御来翰(228号)
あだ名「長面」伊達宗城から「鋭鼻公」のあだ名での手紙
・官員録(M281/7)
新政府の職員録には「正二位行源朝臣慶永」と記される
・戸籍簿(584号)
明治時代の戸籍では「松平慶永」と記載
ほか