平成27年12月25日
福井県立病院経営管理課
担当者:
課長 朝日
電話:
0776-57-2933
代表(内線):
0776-54-5151(内線2050)
メール:
kenbyo@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://fph.pref.fukui.lg.jp/
県立病院における医療事故について
県立病院における医療事故について、このほど示談が成立しましたので、以下のとおりお知らせします。
1 事故の概要等
(1)概 要
平成11年3月10日に胆嚢結石症の患者さんに開腹胆嚢摘出術を施行した
際、肝臓の外側に挿入した手術用ガーゼを残置していたことが判明し、平成
26年11月20日に手術を施行し摘出しました。
(2)患者情報
越前市内の60歳代の男性
(3)経 過
平成11年 3月10日 胆嚢結石症により開腹胆嚢摘出術施行
平成26年11月13日 右季肋部痛を訴え、県立病院外科受診
11月17日 検査のため入院しMRI検査を実施、平成11年
の手術の際に肝臓の外側に挿入した手術用ガーゼが
残置していることが判明、患者さんに説明し謝罪
11月20日 手術を施行し摘出
平成27年12月24日 示談
2 対応等
15年以上にわたり手術用ガーゼを残置し、苦痛を与えましたことは誠に申し
訳なく心からおわび申し上げます。
現在は、術後にレントゲン検査を行い、遺残物がないか厳重にチェックする体
制を取っております。
今後は、さらに医療技術の研修を重ね、医療安全、医療の質の向上に努め、県
民に信頼される病院を目指していきます。