平成28年12月21日
文書館
担当者:
堀井
電話:
0776(33)8890
メール:
bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp
文書館月替展示「青春17 春嶽の旅日記−「東海紀行」でたどる参勤交代−」を開催します
天保15年(1844)、若き福井藩主 松平春嶽(慶永、当時17歳)は、参勤交代で福井へ向かうために江戸を発ちました。東海道経由で、約2週間の旅の始まりです。
春嶽は、この旅で見たこと、聞いたこと、感じたことを紀行文にまとめています。船歌を聞きながら川を渡った平穏な日もあれば、嫌いな雷に見舞われた不安な日もあり、山あり谷ありの2週間だったようです。
展示では、春嶽の紀行文「東海紀行」をもとに、道中のようすやできごと、しきたりなどを紹介しながら、若き春嶽が歩いた江戸から福井までの道のりをたどります。
1 タイトル 「青春17 春嶽の旅日記−「東海紀行」でたどる参勤交代−」
2 期 間
平成28年12月23日(金・祝)〜平成29年2月22日(水) 文書館閲覧室
3 主な展示資料
(1)展示ケース内
・春嶽の紀行文
「東海紀行」(福井県立図書館保管 松平文庫)
4月29日の江戸出発から5月11日の福井到着まで、13日間の記録です。
もともとは、江戸で教えを受けていた儒者 成島筑山からの課題作文でした。
・春嶽も見た?各地の風景
「東海道五十三次」(当館蔵 勝見宗左衛門家文書)
日本一の大山「富士山」に東海道一の大橋「矢矧橋」
・行列が動けば まわりも動く
「(掃除見分ニ付達)」(当館寄託 浅田益作収集文書)
気が抜けない、行列が通る前の道路掃除 *春嶽から3代前の治好の代
「天保武鑑」(当館蔵 吉川充雄家文書)
行列鑑賞のガイドブック *天保期(1830〜1844年)