平成29年12月22日
福井県立図書館
担当者:
芹川、仲橋
電話:
0776-33-8860
メール:
tosyokan@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=138
「第一次世界大戦はいかにして始まったか」この大テーマに挑んだ話題作を邦訳した、小原淳氏による記念講演会を開催します
平成30年2月1日に、県立図書館の移転開館および文書館開館15周年、ふるさと文学館開館3周年を迎えることにちなみ、記念講演会を開催します。
第一次世界大戦は、なぜ、どのようにして勃発したのか。過去100年以上にわたって問われ続けた、この大テーマに挑んだ話題作を邦訳した、早稲田大学准教授の小原淳氏を講師に招き、分かりやすく読み解いていただきます。
つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いします。
記
1 タイトル 福井県 図書館・文書館開館15周年、ふるさと文学館開館3周年
記念講演会
「第一次世界大戦はいかにして始まったか
―この大テーマに挑んだ話題作を読み解く―」
2 日 時 平成30年1月31日(水)14:00〜15:30
3 場 所 県立図書館 多目的ホール
(福井市下馬町51−11)
4 講 師 小原 淳(おばら・じゅん)氏
[早稲田大学 文学学術院(文学部)准教授]
クリストファー・クラーク著『夢遊病者たち』1,2 翻訳者
5 定 員 150名[事前申込制・先着順、入場無料]
6 内 容 米国のトランプ大統領が就任して以来、世界的に「ディストピ
ア小説(ユートピア(理想郷)の反対の、徹底的な管理社会、理
不尽な価値観や秩序に支配された社会などを描いた小説)」が流
行しており、自国ファーストを謳い、移民や難民を排除しようと
する勢力の台頭も目立つ中、クリストファー・クラーク著『夢遊
病者たち』1,2は、今読むにふさわしい本との評判があります。
また、平成30年が、第一次世界大戦の終戦から100年目の
節目の年でもあることから、この話題作を邦訳した小原氏を講師
に招き、分かりやすく読み解いてもらうとともに、史料を読み解
く際に、それまでの読書が役立ったという自身の経験を交えてお
話いただきます。
【小原 淳(おばら・じゅん)氏プロフィール】
1975年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。和歌山大
学教育学部准教授を経て、現在、早稲田大学文学学術院(文学部)准教授。専
攻はドイツ近現代史。著書に『フォルクと帝国創設』(彩流社 2011 日
本ドイツ学会学術奨励賞受賞)。訳書にJ・スタインバーグ『ビスマルク』
(白水社 2013)、J・スパーパー『マルクス』(白水社 2015)、
『夢遊病者たち―第一次世界大戦はいかにして始まったか』1,2(みすず書
房 2017)がある。
※平成30年2月1日の、県立図書館移転開館および文書館開館15周年、ふる
さと文学館開館3周年にあわせ、1月4日(木)から2月25日(日)の間、
多彩な記念行事を実施します。