平成28年2月10日
福井県立歴史博物館
担当者:
山形裕之 水村伸行
電話:
0776-22-4675
代表(内線):
0776-22-4675
メール:
history-museum@pref.fukui.lg.jp
紹介:
http://www.pref.fukui.jp/muse/Cul-Hist/index.html
企画展「よみがえる文化財-被災文化財を未来に-」を開催します!
県立歴史博物館では、東北地方太平洋沖地震とその後の津波によって被災した文
化財の救出と、再生・安定化技術について紹介する企画展「よみがえる文化財―被
災文化財を未来に―」を開催いたしますので、お知らせします。
記
1 会 期 平成28年2月13日(土)〜3月21日(月・祝)
会期中休館日:2月24日(水)、29日(月)〜3月4日(金)
3月9日(水)
2 会 場 県立歴史博物館(福井市大宮2−19−15)
2階 特別展示室
3 開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時半まで)
4 観 覧 料 通常の観覧料でご覧いただけます。
一般 100円、高校生以下・70歳以上の方無料
※20名以上の団体 2割引
5 概 要 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とその後の大津波によっ
て、多くの人命と財産が失われました。同時に、地域の文化財も
大きな被害を受けました。
とくに、津波の直撃を受けた陸前高田市立博物館、海と貝の
ミュージアム、埋蔵文化財保管庫(いずれも岩手県陸前高田市)
では、壊滅的といえる被害を受けました。
地震から5年を迎える現在、そうした被災文化財の救出と安定化
処理が進められ、地域の歴史と文化を未来へ伝えることができる
ようになりつつあります。
今回の企画展は、よみがえった被災文化財の数々を、その技術
とともに紹介します。
ひとつひとつの展示品から、文化財の救出にあたった多くの人
々の努力と協力の過程を感じていただければ幸いです。
6 主な展示 「鵜住居(うのすまい)観音堂 千手観音菩薩坐像」(個人蔵)
「黄地黒格子長着(高田歌舞伎衣装)」(陸前高田市立博物館蔵)
「昆虫標本」(陸前高田市立博物館蔵)
※すべて、津波の被害から救出され、安定化処理された資料です。
そのほか、津波で流され、アメリカ合衆国カリフォルニア州に
漂着し、平成25年11月に返却された岩手県立高田高校実習船
「かもめ」(全長約6メートルの小型ボート/陸前高田田市立
博物館蔵)などを展示します。
7 イベント 期間中、以下の関連イベントを開催します。
・ワークショップ 「被災資料の安定化処理技術」講義と実技
2月26日(金)9時30分〜17時
9時30分〜10時30分 講義(講堂にて)
10時30分〜 実技(研修室にて)
※対象:博物館・美術館・図書館等の関係者。
事前申し込み必要。