平成27年7月14日
福井県立図書館 
担当者: 野田、長野
電話: 0776-33-8860
メール: tosyokan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
福井県立図書館で松平文庫テーマ展「松平春嶽もみた!?福井の妖怪・怪談・ふしぎな話」を開催します  福井県立図書館では、江戸時代に著された本や史料に関心を持ってもらうとともに、江戸時代の人々の心性や暮らしを知ってもらえるよう、松平文庫として伝来した史料の中から、近年関心の高い妖怪や怪談、ふしぎな話が取り上げられたものを紹介します。
 つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いいたします。

                   記

1 タイトル 松平文庫テーマ展
       「松平春嶽もみた!?福井の妖怪・怪談・ふしぎな話」

2 期  間 平成27年7月17日(金)〜9月23日(水)
       [期間中の休館日]
        8月27日(木)、9月7日(月)、14日(月)

3 場  所 福井県立図書館 閲覧室

4 主な展示資料
     (1)「正二位慶永公御著述真雪草紙」(松平文庫 1554)
       松平春嶽が著した随筆。嘉永期(1848−54)の大火の折、甲
       羅の長さ2.7m、幅1.8mもある「大鼈(おおすっぽん)」が
       堀で泳いでいるのを城の櫓から見たと記しています。
     (2)「南越見聞雑記」(松平文庫 960)
       藩士が著した随筆。城下に住む侍が、いたずらをした「老獺(ろう
       だつ)」の手を切り落とし、手を返してやる代わりに三つの謝礼を
       受けた話が記されています。
     (3)「漫録」(松平文庫 追加分)
       藩士が著した随筆。安芸国(広島県)で捕えられたという妖怪「雷
       獣(らいじゅう)」が図入りで記されており、この図を書き写した
       ものが各地に伝来しています。
     (4)「漫録」(松平文庫 追加分)
       藩士が著した随筆。福井城の天守が焼け落ちた寛文の大火で、松岡
       藩主松平昌勝が、団扇で火を付けて回る大法師を見たという怪談が
       記されています。

5 そ の 他 展示解説シートを配布します。