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仙台での震災復興支援にフクイラプトルが参加します!

平成24年1月17日  恐竜博物館は、東日本大震災の復興支援のため、仙台市で開催される企画展示会「東北大学総合学術博物館のすべてXII 復興、南三陸町・歌津魚竜館 ―世界最古の魚竜のふるさと」に福井県産肉食恐竜「フクイラプトル」を展示いたします。


                  記


1 企画展タイトル
       「東北大学総合学術博物館のすべてXII 復興、南三陸町・歌津魚
        竜館 ―世界最古の魚竜のふるさと」

               主催:東北大学総合学術博物館、仙台市科学館、南三陸町
                協力:福井県立恐竜博物館


2 会   場    仙台市科学館3階ロビー
               〒981-0903 仙台市青葉区台原森林公園4-1
               TEL/022-276-2201 FAX/022-276-2204


3 会   期    平成24年2月7日(火)〜3月25日(日)
               (フクイラプトルは1月29日(日)に設置)


4 内   容    震災からの復興を祈念して、南三陸町・歌津魚竜館からレスキュ
               ーされた標本類を紹介する。


5 恐竜博物館からの展示物
               フクイラプトル・キタダニエンシス(全身復元骨格)
               フクイラプトル復元模型(1/4)
               解説パネル等


6 その他   ・今回の展示は、恐竜博物館と昨年7月1日に「連携協力協定」を締
        結した東北大学総合学術博物館との協力事業である。
       ・また、併せて、1月28日(土)に大船渡新文化ホールで開催され
        る「地球科学と防災フェア2012」で、フクイラプトルを展示する
        とともに、東特別館長が講演する。
       ・今回の復興支援にあたっては、フクイラプトルの輸送などで日本
        通運株式会社 福井支店から支援と協力をいただいた。


(参考)企画展の開催経緯・概要

 宮城県南三陸町歌津は、世界最古の魚竜ウタツギョリュウとクダノハマギョリュウの化石産地として世界的に有名である。
 歌津の魚港には、1990年から2011年まで魚竜博物館「魚竜館」があり、クダノハマギョリュウ化石を産状のまま展示し、地元の海の幸を紹介する施設として、年間6万人もの来館者があった。
 3月11日の津波によって、この小さな博物館も甚大な被害を受けたが、巨大な津波のなか、「魚竜館」の展示物の多くは、奇跡的に破損や流出を免れ、がれきのなかから搬出され、再び南三陸町歌津へ戻るまで東北大学と仙台市科学館に保管されている。
 この企画展では、南三陸町と魚竜館、宮城県自然史系施設の被害状況と自然史標本文化財レスキュー活動を展示し、今回の津波が地域の文化・教育活動に及ぼした影響の深さを考え、さらに、回収された魚竜館資料をもとに未来の魚竜館展示の再構築を試みることで、社会における自然史標本、あるいは、宮城県における自然史系施設の役割とその復旧の重要性を考える展示内容となっている。
印刷用 印刷用ページ 連絡先
県立恐竜博物館
担当者: 野田
電話: 0779-88-0001
メール: info@dinosaur.pref.fukui.jp
紹介: http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
記事ID: 505bP51326356073fc

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2024年4月22日 2024年4月19日

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