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新たに寄贈された高見順関係資料を展示公開します

平成27年12月25日  このたび、高見順没後50年特別展「昭和から未来へのメッセージ」の開催を機に、高見順関連の貴重資料が新たに寄贈されました。
 高見順は日記に自身の治療の様子を詳細に記すとともに、病床で詩集『死の淵より』を執筆し、高い評価を得ました。今回寄贈されたカルテ等は、その際の病床での様子を裏付ける資料です。
 下記のとおり新収蔵品資料を公開しますので、福井ゆかりの作家により親しみ、理解を深める機会として、県民の皆様への広報活動にご協力をお願いします。

                  記
 
1 会  場 福井県ふるさと文学館
       高見順没後50年特別展「昭和から未来へのメッセージ」


2 公開開始日 平成27年12月26日(土)
        (会期は平成28年1月17日(日)まで)


3 観 覧 料 無料


4 主な寄贈資料
   ・カルテ 2点
     高見順が死去した放射線医学総合研究所病院のカルテ
     食道癌の闘病が始まった昭和38年10月から、昭和40年8月に亡くなるまで
     の高見の病状が記されている。
     『続高見順日記』第六巻に収録

   ・レントゲン写真 19点  他
 
   これら新収蔵品資料を順次、特別展において公開していきます。 
     


(参考)
 この他、現在、後期展示を開催中です(12/5から展示替え)
 ドナルド・キーン氏の日本国籍取得にも影響を与えた高見順日記(昭和20年3月)や、荒磯碑背面に刻まれた川端康成筆の書(原本)など、日本近代文学館特別展「高見順という時代」(11/28で終了)で展示されていた資料28点が、故郷福井にやって来ました。

 ○後期に新たに展示している主な資料  
   高見順自筆資料 ・日記(昭和20年第3冊、第4冊)
           ・草稿「わが胸の底のここには」
           ・詩稿ノート「死の淵より(病臥詩稿清書第2冊)」
   その他     ・川端康成筆「荒磯碑」背面の書
           ・川端康成自筆原稿「高見順」
           ・高見順宛三島由紀夫書簡
           ・朝井閑右衛門画「最後の病床における高見順の速写像」
           ・認知届  等  
 
   
印刷用 印刷用ページ 連絡先
福井県ふるさと文学館 
担当者: 岩田、尾崎
電話: 0776-33-8866
メール: bungakukan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/
記事ID: 5e0ca414505853829L

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