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農作物病害虫発生予察注意報第1号(斑点米カメムシ類の多発生)を発表します

平成27年6月30日  斑点米カメムシ類が、県下全域で平年よりかなり多く発生しています。また、
水田内への侵入も平年より早く、多くの水田で確認されています。
 水稲の品質に影響する斑点米の発生を防ぐため、下記のとおり、注意報を発表
しましたので、お知らせします。

                  記
1 発生予察注意報発表日
   平成27年6月30日(火)

2 発生予察注意報発表の根拠
(1)6月下旬の水田周辺雑草地でのすくいとり調査(50回振り)で、アカスジ
  カスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ等が1地点あたり56.3頭と、平年
  の10.3頭の5.5倍の発生量となっている。
(2)県下全域で発生量が多く、侵入確認圃場率は50%で、すでに半分の水田内に
  侵入している。
(3)アカスジカスミカメやアカヒゲホソミドリカスミカメなどの第2世代成虫の
  発生最盛期は、平年よりやや早い7月16〜20日頃と考えられ、早生品種の出穂期
  〜穂揃期と一致すると予想される。

3 斑点米カメムシ類の防除対策
(1)カスミカメムシ類の幼虫の発生時期にあたる7月初めまでに、畦畔や水田周辺
  の雑草地等の草刈りを実施する。ただし、出穂期頃の草刈りはカメムシ類の
  水田内への侵入を助長するので行わない。
(2)水田内の雑草は、カメムシ類の水田内への侵入を助長するので除草を徹底
  する。
(3)オオムギ刈取跡の雑草地は浅く耕耘するかモア等で雑草対策を行う。また、
  斑点米カメムシ類が繁殖しているため、隣接している水田では、出穂期以降の
  防除を徹底する。
(4)穂揃期〜乳熟期(出穂3〜5日後頃)と糊熟初期(出穂10〜14日後頃)の2回
    薬剤散布を行う。

4 連絡先:福井県農業試験場 病害虫防除室  伊達、高岡
               電話番号  0776-54-9315(直通)
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
地域農業課
担当者: エコ農業・食料安全グループ 田中、佐藤
電話: 0776-20-0419
代表(内線): 0776-21-1111(内線3023)
メール: chinou@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.pref.fukui.jp/doc/021500/index.html
記事ID: 62N8381435316113bb

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年月: 2015年6月
2015年6月30日 2015年6月29日

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