報道発表資料

福井県工業技術センターは国内外の研究機関と次世代航空機用構造材の共同研究を開始しました

令和4年8月12日　福井県工業技術センターは、カーボンニュートラル社会の実現に向けた水素航空機用部材の開発を目的に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（以下、ＪＡＸＡ）、ドイツ航空宇宙センター（以下、ＤＬＲ）、フランス国立宇宙研究所（以下、ＯＮＥＲＡ）、と共同研究を開始しました。
　この研究では、福井県独自の開繊技術を活用した炭素繊維薄層プリプレグシート（通常の1/4の厚さ）の積層技術を開発することにより、より軽量で安全性の高い胴翼や尾翼などの構造部材や水素タンクの開発を目指します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
参加研究機関と役割
　・福井県工業技術センター
　　　自動積層可能な航空機グレードの炭素繊維薄層プリプレグシートの開発
　・ＤＬＲ
　　　薄層プリプレグシートの試験片および自動積層成形品の製造
　・ＯＮＥＲＡ
　　　薄層プリプレグシートを使用した部材の設計・最適化およびシミュレーション
　・ＪＡＸＡ
　　　自動積層された成形品の力学特性評価試験

研究期間
　令和４年４月～令和５年１２月

※ＤＬＲ：ドイツの航空技術および宇宙開発を担う政府機関
※ＯＮＥＲＡ：フランスの航空宇宙および防衛技術を担う国立の研究機関

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連絡先

工業技術センター　新産業創出研究部
担当者：	川邊、山田
電話：	0776-55-0664
代表(内線)：	5376
メール：	kougi@fklab.fukui..fukui..jp
紹介：	http://www.fklab.fukui.fukui.jp/kougi/

記事ID: A4M275166000860847

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