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福井県文書館企画展「烈女ふたり―語り継がれた越前・若狭の孝行奇特人―」

平成27年8月25日  1808年(文化5)の冬、越前味真野の乳母のえ(当時42歳)は、手負いのイノシシと組み合い、重傷を負いながらも毫摂寺の二人のこどもを守り、その後80歳まで生きました。一方、江戸時代の中ごろ、若狭の奉公人つな(当時15歳)は、身を挺して奉公先のこどもを狂犬から守りますが、ほどなく命を落とします。
 展示では、越前の「のえ」、若狭の「つな」というふたりの烈女(信念を貫いて行動した女性)をとりあげ、江戸時代の孝行奇特人の調査を示す資料や、そのエピソードのひろがりを紹介します。

1 期 間
 平成27年8月28日(金)〜10月21日(水) 文書館閲覧室
 (展示説明会 9月13日(日) 11:00〜 14:00〜)

2 主な展示資料(予定)
(1)展示ケース内 
 ・「若州良民伝」(福井県立図書館蔵)
  つななど、小浜藩領内の孝行奇特人の記録書籍。1781(天明元)年刊行
 ・「越前国孝行奇特人行状書」(県立図書館保管松平文庫)
  のえなど、福井藩領内の孝行奇特人の記録資料。1809(文化6)年
 ・「野猪の牙」1点(越前市 本山毫摂寺蔵)
  のえと格闘したイノシシのもの
 ・「少女歌劇三月公演番組」プログラム(高田富文書、当館蔵)
  1933(昭和8)年、だるまや少女歌劇で上演された
  「味真野の乳母」(のえのエピソードから取材)を掲載

(2)展示室内
  「忠列のえ女屏風」(越前市 本山毫摂寺蔵)
  のえがイノシシと格闘している場面を描いたもの

(3)パネル展示
  歌劇「味真野の乳母」写真パネル、つな関係資料写真パネル
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
文書館
担当者: 宇佐美
電話: 0776(33)8890
メール: bunshokan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp
記事ID: c4c4ea1439456628Hc

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年月: 2015年8月
2015年8月26日 2015年8月25日

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