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福井の戦国時代を扱った概説書が発行されました!

平成30年7月9日  福井県郷土誌懇談会(事務局:県立図書館)の編集により、福井県の戦国時代を扱った概説書『越前・若狭の戦国』が発行されましたので、お知らせします。

                  記

1 書籍名等
  『越前・若狭の戦国』(岩田書院ブックレット・歴史考古学系)
   福井県郷土誌懇談会編(事務局:県立図書館内)
   松浦義則(福井大学名誉教授)ほか著
   岩田書院刊(東京都世田谷区南烏山4-25-6-103)
   定価 1,500円(税別)

2 内容
   松浦義則氏が執筆担当された本論では、戦国期の越前・若狭について、特に
  以下の点について述べられています。
  (1)朝倉孝景が日本で最初の戦国大名になったことについて
  (2)戦国大名の合戦(朝倉氏と加賀一向一揆、武田氏と丹後の合戦)について
  (3)農村において形成された「内徳」(中間得分)について
  (4)自立を強めた農民と、領主との基本的関係について
  (5)寺社、浦人、町と町衆、交通業者の活動の実態と地域での役割について
  (6)総動員体制をとる朝倉氏および内部分裂を深める武田氏について

   また、このほか県内博物館に勤務する学芸員二氏が執筆された特論として
  「越前朝倉氏の文化」「戦国織豊期における越前と若狭の海運・水運」の2本
  も収録しています。

   *詳しくは、岩田書院オフィシャルサイト内『越前・若狭の戦国』のページ
    をご参照ください。
     http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN978-4-86602-038-9.htm

3 販売
   県内主要書店、ネット書店のほか、県立図書館・県立若狭図書学習センター
  の窓口でも販売しています。

4 福井県郷土誌懇談会について
   福井県に関する考古、歴史、地理、民俗、自然等の研究を通して郷土文化へ
  の関心を深め守ることを目的として、昭和27年に発足しました。事務局は福
  井県立図書館内にあります。主な活動としては、年2回の機関誌『若越郷土研
  究』の発行、年1回の歴史講演会の開催があります。以前は出版事業として、
  史料集「福井県郷土叢書」や「福井県郷土新書」などを出版してきましたが、
  今回の『越前・若狭の戦国』は三十数年ぶりの出版物となります。
印刷用 印刷用ページ 添付資料 連絡先
福井県立図書館 
担当者: 長野、前田
電話: 0776-33-8860
メール: tosyokan@pref.fukui.lg.jp
紹介: http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=138
記事ID: e0bbRb1530850966Z9

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